ドえむ日記

日常生活で出せない某アイドルくんへのこじらせた愛を垂れ流すブログ。非ヲタのふりをして生きてます。

イカロスの翼

どうも、お久しぶりです。

 

突然だけど、ジャニヲタならほとんどの人が一度は「自担と付き合いたい」って思ったことはあるのではないでしょうか? もちろんわたしもそのひとりです。中には「結婚したい」「遊ばれたい」「抱いてほしい」などと言うオタクもいるけど、とりあえず類似した感覚として捉えたい。(それでいいのか?って自分でも思ったけどまぁいいや)

 

とにかく、「ファンとアイドル」という関係よりも親密になりたいというのは、ジャニヲタに限らず、割かしどのジャンルにも共通するオタク心理だと個人的に思っていたりする。

 

(ちなみにわたしは自担と大学の先輩後輩という関係でいたかった。同じ研究室でしんどい思いをしてるからそれなりに心を開きあってるけど、恋愛関係に発展することはない。若干女にだらしない伊野尾さんはたまに「あーLINEうぜーお前とはもう切れてんだよー」ってぼやいてて、それに対して「そろそろひとりに絞った方がいいんじゃないですかー?」って返したいし、ある日「俺一途になる!!」って本命の存在をカミングアウトされ、密かに伊野尾さんのことが好きだったから静かに失恋したい。)

 

派手に脱線してしまったが、研究室で平然を装いながらTLの自担に近づきたいツイートを指でスクロールしてたら、先輩がふいに「この歌詞どう訳せばいいと思う?」って聞いてきた。具体的な歌詞は一切覚えていないけど太陽までの道しるべを教えてほしい、みたいなファンタジーなのか比喩なのか分からないけど確かそういう内容でした。

 

そこで、「これってイカロスの翼じゃねーの?」って話になりーの。

 

※イカロスの翼:

ダイダロスとイーカロス[イカロスのこと]の親子は王の不興を買い、迷宮(あるいは塔)に幽閉されてしまう。彼らは蝋で鳥の羽根を固めて翼をつくり、空を飛んで脱出した。父ダイダロスはイーカロスに「蝋が湿気でバラバラにならないように海面に近付きすぎてはいけない。それに加え、蝋が熱で溶けてしまうので太陽にも近付いてはいけない」と忠告した。しかし、自由自在に空を飛べるイーカロスは自らを過信し、太陽にも到達できるという傲慢さから太陽神ヘリオスに向かって飛んでいった。その結果、太陽の熱で蝋を溶かされ墜落死した。(wikipediaより)

 

脱獄した子がパパの言いつけを守れずに、自分の力を過信してしまい、太陽に近づき、羽を失い、墜落死してしまう話である。

 

元々はそういう話だけど、現代における太陽の「まぶしい」というニュアンスにかけて、憧れの対象に近づきすぎたが故に、身を滅ぼした、という解釈をする人もいる。確か、コナンにもそういう話があったはずです。妻が夫を殺すんだけど、眩しすぎたから、みたいな。

 

わたしはこの拡大解釈が結構好きだったりする。だから現に、思い付きでその解釈を元に記事を書こうとしている。

 

自分のことをこの話の中に組み込むとすれば、わたしは間違いなくイカロスである。そして、伊野尾さんがヘリオス。太陽神といえばどちらかといえば大ちゃん*1って感じがするけど、今回だけは太陽ポジションを譲っていただきます。

 

えむは、別に王の不興は買っていないが、迷宮(あるいは研究室)に幽閉されてしまう。彼女は何日も前から体調不良を装い、新幹線に乗って脱出した。ヲタ卒した友人はえむに「明日から生活できなくならないようにダ〇屋に近付きすぎてはいけない。それに加え、心が熱で溶けてしまうので太陽(伊野尾)にも近付いてはいけない」と忠告した。しかし、(仮病を使い)自由自在に街を闊歩できるえむは自らを過信し、太陽(伊野尾)にも到達できるという傲慢さから太陽神ヘリオス(伊野尾)に向かって飛んでいった。その結果、太陽(伊野尾)の熱(オーラ)で自我を壊され精神的に墜落死した。(wikipediaより)

 

思った以上にしっくりきた。(ちなみにこれは昨年の名古屋の出来事を元にした限りなく事実に近いフィクション、ということにしておきましょう。)

 

繰り返しになるけど、わたしは常々、自担とお近づきになりたいと思っている。何なら夢の中では10回くらい式を挙げている。けやき坂辺りにかっこよく路駐して、路チューもしてる。(うまい!)

 

だけど、イカロスを見ていると、今の距離感がわたしにとっては一番良いのかもしれないと思えてきた。

 

メディアを通じて楽しそうにしてる彼を見て、たまにコンサートでやる気あるの?っていう態度で通過していく彼を、それでもかっこいいと思いながら凝視する。2016年に関しては、わたしが一番(「キミアトラクション」)だと言ってくれたし、口説いてもくれた(「今夜貴方を口説きます」)。これ以上の幸せは望んではいけないのではないだろうか。

 

「明日いきなり向こうから目の前に現れてきたら全力で捕まえようとするけど、自分からは無理に踏み込まない」というルールを中学生のときに決めて、意外と現在進行形で守れていたりする。高校も大学も一瞬―いや、大学に関しては割とギリギリまで―後を追うことも考えたけど、今は全然違う道を進んでいる。プライベートでも繋がることに躍起になっていない。

 

死ぬほど、というかそれこそダメだとわかってても飛び込みたくなるほど伊野尾さんのことは好きだけど、こういう妙なところで冷静になれたおかげでかえってオタクとしての寿命が延びてる気がする今日この頃。必要以上に知ろうとしないから幻滅もしない。

 

あと、これが一番大きいかもしれないけど、万が一遊ばれた(遊んでくれた?)としても、彼のことが忘れらずに逆にボロボロになってしまうことが目に見えてる。それこそ、イカロス。墜落死はきっと免れられない。

 

しかし、それでも少しずつ伊野尾さんという太陽に侵略され続けて、ゆっくりじっくりとボロボロになった翼を応急処置で繋ぎ合わせて、「ただ君だけに会いたい*2」と思ってしまうから、ギリシャ神話もオタクも紙一重なんじゃないかな。

 

*1:有岡大貴くんの愛称

*2:〝TOY〟より